「まほうまっぷ -REMIX-」特設ページ

TAKE IT EASY! web

Theatrical company from Kobe,Japan

主題歌:月球「コントラスト」 ※画像の右上にあるサウンドボタンcol_Sound.pngで音楽をオン・オフできます。

公演概要 

DATA


TAKE IT EASY!×大塚雅史「まほうまっぷ -REMIX-」
【日程】2008年6月13日(金)-15(日)
    13(金)19:00〜/14(土)17:00〜/15(日)14:00〜
【会場】神戸アートビレッジセンター 
【料金】一般 3,500円 学生 2,500円(前売・当日共。全席指定)
【作・演出】大塚雅史
【出演】清水かおり 中村真利亜 前渕さなえ 松村里美 山根千佳
【主題歌】月球「コントラスト」


チケット取り扱い ※前売は終了しました。当日券をお求めください。


電子チケットぴあ→0570-02-9999(Pコード:386-569 )
神戸アートビレッジセンター電話予約→078-512-5500
TAKE IT EASY!webチケット予約フォーム→ 


KAVCホームグラウンドカンパニー割引チケット!


TAKE IT EASY!と劇団赤鬼、両方の公演を見ることができるお得なチケットもご用意しました!
★KHGC Wパスチケット 料金:5,200円(30枚限定)
 →TAKE IT EASY!と劇団赤鬼公演の各1ステージをご覧いただけます。
★KHGC観劇ビギナーズ Wパスチケット 料金:2,600円(30枚限定)
  →TAKE IT EASY!と劇団赤鬼の公演をご覧になるのが初めてというお客様限定のチケットです。2公演の各1ステージをご覧いただけます。
[5/10発売開始 神戸アートビレッジセンターのみ取り扱い→078-512-5500]
【劇団赤鬼公演情報】 
行澤 孝 二代目座長襲名披露公演「POPCORN BABY」
6月20日(金)〜22日(日) 前売3,000円 当日3,500円(全席指定)
詳細はコチラ!→http://www.akaoni.jp/ 


フライヤー


神戸・大阪の劇場、演劇公演会場にて配布しています。
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↑クリックで拡大します


STAFF


舞台監督:久保克司
照明プラン:大塚雅史
照明オペレーター:加藤直子
音響プラン:奥村威
演出助手:嶋田綾子
ヘアメイク・スタイリスト:KOMAKI
バスケットボール指導:田宅裕一
舞台写真:堀川高志
撮影協力:三木鉄道/ JUNK STUDIO / El Camino
宣伝美術・プロデューサー:水口美佳
協力:スタッフステーション/ DASH COMPANY/T&Crew / kutowans studio 
企画・制作:TAKE IT EASY!  
提携:神戸アートビレッジセンター 
   指定管理 者 大阪ガスビジネスクリエイト株式会社

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みどころ

「まほうまっぷ -REMIX-」は、立体少女漫画・TAKE IT EASY!と、体育会系作家・大塚雅史との異種格闘技戦。
スポ根風・青春ガールズエンタテインメント!


「まほうまっぷ」は、2007年12月・神戸アートビレッジセンターで上演、大好評のうちに幕を閉じました。「女ばかりで、たった5人で、こんなハードなエンタメ芝居をする集団は他にない!(作・演出 大塚雅史)」と言わしめた、TAKE IT EASY!の最新作にして代表作が、皆さんからの熱いリクエストにお応えして早くも再演決定。初演からは脚本と演出も大幅にパワーアップ!
タイトルは「まほうまっぷ -REMIX-」。あまりに過酷なステージが予想されるため上演回数は1日1ステージの限定公演に!


舞台上にはバスケットコートが出現!手に汗握るドキドキの臨場感!


IMG_1576.jpgとある山間のリトルタウン。そこから旅立つ5 人の若者たちの物語を、ノスタルジックに・ファンタジックに描きます。作家・演出家・照明家として活躍する大塚雅史が、TAKE IT EASY! のために書き下ろし。「この5 人だからこそ表現できる作品を」と、劇中の5 人とTAKE IT EASY! の5 人の姿をダブらせ、意欲たっぷりに作り上げました。大塚雅史の得意分野と言えば「熱くて泣けるスポーツもの」ですが、本作にもスポーツが登場します。それは、バスケットボール。自身が主宰を務めた劇団・ランニングシアターダッシュ(その運動量の多さは伝説となっているほど!)の解散から2 年、全く新しい本格スポーツエンタテインメントがここに誕生しました。
劇場には実際にバスケットゴールが出現。ゴールは果たして決まるのか!?ハラハラドキドキの臨場感を、観客席で一緒に味わってください。舞台は魅惑のセンターステージ。バスケットコートに見立てたステージを挟んで、まるで体育館で観戦している気分でご観劇いただけます。
また、初演に引き続き主題歌は" 月球" の「コントラスト」。ロマンティビティ溢れるメロディ& 癒しの低音ボイスが、作品を暖かく包みこみます。
 懐かしいあの日々のきらめきと愛しさが詰まった「まほうまっぷ -REMIX-」の世界。
かつて17 歳だったあなたを連れて、大切な仲間と一緒にお楽しみ下さい。


プロフィール

TAKE IT EASY!


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TAKE IT EASY! (テイクイットイージー)は、1996 年3 月、神戸山手女子高等学校演劇部OG を中心に結成された、演劇ユニット。
全員、神戸生まれ神戸育ちの生粋の神戸っ子。まるで少女漫画を3D 化したみたいな作風から、いつしか「立体少女漫画」と呼ばれるようになる。歌とダンスを織り交ぜつつ、ロボットや男子高校生など性別や人種まで飛び越えて、カワイイからカッコイイまでなんだって演じ分ける。最近では、舞台や映画など個人での活動も盛んな” 平均年齢31 歳” の彼女たちが、この夏もう一度 ” 17 歳” に挑戦する!



大塚雅史(作・演出)


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作・演出家。1966 年生まれ。京都府出身。関西大学演劇研究部「学園座」を経て、1990 年ランニングシアターダッシュ旗揚げ。スポーツを題材に、熱くて泣ける、そして元気がでる青春エンターテインメント作品を発表し続ける。また、独創的なライティングで、関西屈指の照明デザイナーとの呼び声も高い。伊丹アイホール演劇ファクトリーの講師や、高校生を対象にしたワークショップなども行っている。2005 年12 月、15 年間続いたランニングシアターダッシュを解散。以後も精力的に活動を続ける。
本作「まほうまっぷ」はランニングシアターダッシュ解散後初のスポーツエンタテインメント作品となった。



月球(主題歌:「コントラスト」)


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 2004 年結成、活動拠点を関東に置く3 ピースバンド。関西でも精力的にライブを行い、確実にファンを増やしていく。類まれなるポップセンスと演奏力の高さで、これまでにも2 枚のコンピレーションにも参加し、アルバムを2 枚リリース。今回主題歌となった「コントラスト」は、故郷をはなれた若者の望郷の想いが歌われている。ロマンティビティー溢れるメロディ& 癒しの低音ボイスが、作品を暖かく包みこむ。


LinkIcon月球公式サイト 



インタビュー

TAKE IT EASY!、「まほうまっぷ」を語る


いよいよ「まほうまっぷ -REMIX-」公演まであと一ヶ月を切りました。熱い稽古場から、テクイジーズの対談をお送りします。


山根千佳:はいどうもーーー。TAKE IT EASY!です!
清水かおり:テンション高いね。
松村里美:何喋ったらいいの?


─「まほうまっぷ」って、一言で表すとどんなお芝居ですか? 


CRW_4505.jpg前渕さなえ:暑苦しい。
山根:苦しいまで行く?
松村:爽やかじゃない?
中村真利亜:懐かしい感じ。
山根:何、みんないいように言っちゃって。
前渕:あれかな、自分たちは汗かいてるけど、思うほど暑苦しくないんかな?
松村:人によっては暑苦しく見えるかも…
山根:前渕さんが暑苦しいんじゃない(笑)?
前渕:よく言われる。「距離感が近いって」(笑)。私、暑苦しい!?
清水:暑苦しくないといえば嘘になるかな。
前渕:そんなことはどうでもいいねん!
松村:いいんだ(笑)
前渕:「まほうまっぷ -REMIX-」と言えば、バスケ!かつてバスケというスポーツを演劇に取り入れた作品があっただろうか!?
山根:SET(スーパーエキセントリックシアター)。三宅裕司がやってた。しかも、ラストのゴールが決まるか決まらないかで話の展開が変わるという…
前渕:え!そうなん?
松村:テニプリじゃなくてさ、なんだっけ。
山根:DEAR BOYSね。
中村:結構バスケ芝居ってやってるよね(笑)
松村:DEAR BOYSは超えたいよね。
山根:そんなん言ったらあかん!恐れ多い…!
けどさ、まさかバスケをこんな真剣にやることになるとは思わんかったよね。
前渕:バスケをやったことがないのに、バスケの試合シーンがあるというのが、もうすごいプレッシャーで。
山根:そやな。マイムとかではなく、本気バスケやから。
中村:ルールから学んだもんね。
山根:けどさ、授業より全然楽しいよね!?授業でやったバスケって、こんなに楽しかった?
松村:覚えてないんだよね。
前渕:あー、なんか、顔でボール受けたりして、すごい痛かった!
中村:え?
前渕:だからさ、パスとか受け取れんくて、ボールが顔にきて…
清水:いじめられてたん??
前渕:違うよ!!!
山根:あはは(笑)。けど、ほんまにやったことないやん?もとテニス部(※松村里美)はいるけれど。こんなん言ったらバスケやってる人に失礼やけど、真剣にやったら経験なくても色々やれるんやなって。だからさ、中高のとき、もっとしっかりやっとけば良かったなって。
清水:大人になっても続ける人の気持ちがわかったよね。



─この短い期間で再演をするということについて


CRW_4554.jpg中村:予想外ではあったけど。
山根:私的にはあんまり短いって感じはしないかな。
松村:(初演と公演が)続いてるからね。お客さんの入りが心配です…。
山根:まま、パワーアップしてるから!(劇中の)歌も変わるし、ダンスも増えてるし。あ、最初のシーンは減ったけど(笑)。
前渕:バスケもパワーアップしてるしね!
山根:今まで私らがやってきた再演って、ほぼ新作やったやん?それと比べると、やっぱり作り方も心構えも違うよね。再演らしい再演というか。
清水:脚本は3倍おもしろくなってるしね。
山根:大塚さんのおかげでね(笑)
清水:1日1回限定、映像化不可能!ぜひ劇場へ!
山根:何、もうまとめに入ってる(笑)?でも、確かに映像よりも実際に生で見てもらった方が絶対に面白いと思う。さなえさんがえずいてるとか、松村さんの目が泳いでいるとか…(笑)
前渕:そうやねん…今回色々動きが増えてるからさ、どれだけえずくことになるのかが心配…じゃなくて(笑)。
さらに上に行けそうな感じがする。前と同じ台詞やねんけど、もうちょっと違う言い方というか、本当はこういう気持ちもあったかもしれないというところをね、上手く伝えたいというか。そこをもっと丁寧にやれたら再演の意味があるなって思う。全く同じ演技をなぞるんじゃなくて似てるけど違う芝居を作りたいなって。
松村:あとから映像を見たときに比べるのが楽しみだよね。
中村:再演だけど、新作の気持ちでってことだよね。
清水:初演よりも深くね。
山根:私はさ、初演のときにはいっぱいいっぱいすぎて解消できてなかった謎な部分を明らかにしていきたいわけですよ。これもうずっと言ってるんやけど、まり(中村真利亜)はいつ仲良くなってんって話。これ未だに謎(笑)。
これだけじゃなくて、なあなあで見過ごしてたところが結構あったと思うんよね。これをひとつずつ無くしていくことによってはっきりと分かる部分ってあるじゃない。前とは違う考え方ができることもあるんじゃないかなって。うん、今回は考えながらやってるところが多いかな。どう?
松村:それは私も思う。その上でのびのびやれたらいいなって。私、前はあんまりのびのびできなかったからさ。
山根:いやー、十分のびのびしているように見えたけど(笑)
松村:なんだろう、もうちょっと自分たちで遊べるシーンを作りたいな。それは余裕がないとできないからね。
山根:余裕ね。でも実際、通してやってみたら余裕なんてなくなってるかもしれへんけどね(笑)。ダンス増えてるし、バスケの動きもかなり本格的になってるからな〜。バスケなんて、前よりもちゃんと知ったことによって、もう嘘をつけなくなってきているもん。
前渕:それってさ、初演のいっぱいいっぱいさがなくなって、新鮮味がなくなったとかになったらどうしよう〜!?
山根:いやいや、それは無いやろ!
清水:よりリアルに疲れる芝居になってるしね(笑)



─初演と変わったところについて


CRW_4579.jpg清水:りさ(前渕さなえ)の家の職業!豆腐屋から○○屋になった!…って、○○屋って言わん方がいいかな…。さて問題です。豆腐屋が何屋になったでしょう?
山根:まあそこは別に(笑)
中村:大人シーンの役柄と流れが大分変わったよね。
松村:あと、さち(松村里美)の台詞削るって大塚さん言ってたんだけど…なぜか長台詞が増えててびっくりした。
前渕:けど再演やもん、(余裕あるから)覚えられるやろ?
松村:だって中途半端に大塚さん変えるんだもん。
清水:私も台詞変わってたよ。語尾がさ、「元気だけがとりえやん"け"」って…ガラが悪くなってた(笑)
山根:それはあ、大塚さんが「清水はもう少しやさぐれた方がおもしろいやろな」って思って変えてくれたってことやん〜。
清水:そっか…?
山根:確かに、大塚さん変えた台詞言わせて自分で笑ってたけども(笑)。まあ、まとめると初演から大きく変わったところはやっぱり、りさ(前渕さなえ)の職業が変わったってとこかな。
前渕:ダンスが変わって、増えて、歌が変わって。
山根:いや、それは問題ない。何より家業が変わったってことが…!
前渕:そこ!?
松村:松村も変わります。お客さんにギャグが受けなくても、凹みません。
山根:松村さん本番中に如実に落ち込むもんね。できれば開演前のアナウンスで、「松村さんが何かギャグを言ったら笑ってやってください」って入れてあげて欲しいくらい(笑)
中村:前回「客席にボールが飛んでくることがあります。ご注意ください」っていうアナウンスがあったけど、「ボールと松村さんのシーンにはご注意ください」くらい言っておいた方がいいかもね(笑)
前渕:…って、松村さんギャグのシーンなんてあったっけ?
松村:ない。
全員:(爆笑)
山根:はい。松村さんは、笑ってもらえなくても落ち込まない。真剣にやっていれば笑いがとれなくても構わないっていうところが前回と変わったところかな。
清水:心構えですか(笑)



─作・演出大塚さんについて


CRW_4574.jpg前渕:私は想像していたよりも乙女な人でびっくりしました。
山根:(突然)きっっっきのうのさ、あっはっはっは!
中村:何?
山根:大塚さんがさ…ぷぷぷ。「バスケって格闘技だったかしら」のところの驚き方がさ…見本をやってくれるんやけどそれがめっちゃおもしろかってん!
前渕:ああ!
山根:もー大爆笑やったよね、走るとこの動きとかさ。うまく言えへんけど。
松村:飛んでたとこ?時々熱くなって「こうだよ」ってやって見せてくれるところが可愛らしいよね(笑)
清水:意外な動きがツボに入る(笑)
松村:大塚さんて、なんでも「まずはやってみる」ってところが素敵だと思う。
清水:あと、誰よりも流行に敏感。
中村:最新のHIPHOPとか稽古場に持って来たりとかして。
前渕:けど、切るときには切るっていうか。冷酷に(笑)。
山根:ああ。
前渕:すごい洞察力で見てはるねん。私の台詞で「いいダシが取れるってもんよ!」ていうシーンがあるんだけど…。そのときに、手の動きをいつもと変えたのね。そしたらその瞬間大塚さんに「さなえちゃん、今何してたん?」って言われて。「いや、ダシを絞ってたんです」って言ったら「それやめて」って(笑)。
山根:それはNGやったんや。てか、何のシーンやねん(笑)。



─どんな人に観に来てもらいたいですか


CRW_4567.jpg中村:初演を観に来てくれた人にも変化を楽しんでもらいたいけど、「TAKE IT EASY!の名前を聞いたことがあるけどまだ見たことないな」って人に観に来てほしいな。これまでにたくさんの作品をやってるけど、特に私たちのいろんな所が出てる作品だと思うから。
山根:そやな。いっぱい観に来てほしいな。
中村:昔、観に来てくれた人たちとかにも。
山根:何してるんやろなあ…
中村:中学高校のクラスメイトとかね。
山根:あっ。キャッチフレーズ!「もと部活少女たちへ」
前渕:広いな(笑)
松村:大人シーンのことを考えると、同世代の人たちに一番共感してもらえるかなって。
清水:今30代の人たちと、現役女子高生とか。
松村:「今年30になる人たちへ」…キャッチフレーズ(笑)。
前渕:私はバスケをしてる人に観に来てほしいな。
山根:チャレンジャーやな(笑)
前渕:初演の時はバスケしてる人に見られたらアラが見えるって思ってたけど…今回はむしろ挑戦状をたたきつけます!
山根:…前渕さんがね。
松村:…TAKE IT EASY!が、ではなくてね(笑)。
前渕:あとね、願掛けしてる人にも観に来てほしい。
中村:それって、ひょっとして…
松村:最後のフリースローが決まったら願いが叶います、みたいな?
山根:おもっ。重いわー!!
(2008.5.14)


記者発表レポート<UP!>

5月某日、KAVCホームグラウンドカンパニーで2週続けて公演予定の劇団赤鬼さんと一緒に、記者発表を開きました。TAKE IT EASY!チームの参加者は作・演出の大塚雅史さん、山根千佳、前渕さなえ、清水かおり、中村真利亜の5人。和やかな雰囲気の中、「まほうまっぷ」について、TAKE IT EASY!について、色々なお話が飛び出しました。その中から印象に残ったお話をダイジェストでお届けします。


ー「まほうまっぷ」という作品について


大塚雅史(作・演出):
テクイジと一緒に公演をやるということになって…何回かミーティングを重ねました。僕の心の中では『5人やったらバスケやろ!』とすでに決まっていたんですが、TAKE IT EASY!と何回もミーティングを重ねながら、半ば誘導尋問的に(笑)バスケを題材とした芝居をやることに決まったんです。以前僕が主宰していた劇団「ランニングシアターダッシュ」では、いつもスポーツを題材にした芝居をやっていたんですが、唯一バスケットボールだけが、やろうと思っていたのにやらないで終わったスポーツでした。出来なかったバスケをテクイジで、という気持ちもありましたが、この5人だからこそ・この5人にしかできない芝居を書こうと思ったら、自然とこういう作品が出来上がりました。初演のときには「これ、結構過酷やな。大丈夫かな?」と思ってたんですが…実際本番を終えてみると、皆全然疲れてないんですよ(テクイジーズ、「そんなことないです!」と否定)。なので今回はダンスも増やし、バスケシーンも増やし、演出もより一層過酷なものになってます(笑)。(中略)…稽古を重ねれば重ねるほど、台詞が台詞ではなく、役者の本当の言葉になってきている。同じ台詞でも前と違って聞こえたり。やればやるほど良くなって行ってるんですよ。僕はまだまだやりたいですね。たぶんね、テクイジはあと5年くらいこの「まほうまっぷ」だけで行けますよ。いや、そうした方がいい(笑)。だって、歌に、踊りに、バスケに…彼女たちが今やれること全部やってしまってますからね。これ、次に作・演出する人は大変やと思うなあ(笑)

 
ー「まほうまっぷ」をやって「自分のここが変わった」というのはありますか?

 
前渕さなえ:
今まで、等身大の自分を演じることはとても照れくさいところがありました。だけど等身大の自分を演じることがこんなにも楽しいなんて…。これまでも、作中で私はコミカルな部分を担当することが多かったんですが、大塚さんはあんな数回のミーティングでよく私のことをわかってくださったなあと(笑)。観察力がすごい人だと思います。普段のテクイジでの役割が本当にに芝居に反映されていてびっくりしました。今までは稽古で「ここまでやってもいいのかな」と、思いきってやってしまえ!という部分がなかなか出てこなかったように思うのですが、今回は「あ、これもある」「こんなんもできる」というようにのびのびと表現できたように思います。
清水かおり:
私は作中で「かな」という役を演じているんですが、舞台上にいるのが「かな」なのか「清水かおり」なのか分からなくなるときがあります。今「悲しい」「楽しい」って思っているのはどっちなんだろうって。今まで、役と自分が重なるなんてなかったので、新しい感覚です。
山根千佳:
今までにないくらい、稽古場に笑いが溢れています(笑)
中村真利亜:
かっこ悪い自分も不細工な自分も全部ひっくるめて、かっこいい、素敵だって思えるようになりました。

 
ー作・演出がいないということで、劇団のカラーを出して行くのがなかなか難しいと思うんですが、それについてはどう考えていますか?

 
山根千佳:
正に今これから、劇団のカラーをどうやって出していくのか、が私たちの課題です。正直、現在も模索中です。役者だけ5人の集団になったときに、今までのテクイジのカラーっていうのが、実は作・演出家の世界観だったんだなということに気づいたんです。この「まほうまっぷ」をやる前に大塚さんと作品内容について何度かミーティングをしたわけなんですが…まさか自分たちがスポーツもの・友情ものをやることになるとは思っていなくて(笑)。それまでは「こういうスタイルがテクイジだ」って思うものがあったもので。自分たちで自分たちの幅を狭めていたんですね。大塚さんは、そんな私たちの殻を破ってくれた。最初の作品が大塚さんで本当によかった。大塚さんじゃなかったら、そんな自分たちに気づかないまま狭い中で作品を作ってたかも。テクイジはしばらくはこの「役者5人+演出家」の形で公演をやっていきたいと思っています。その中で、今回みたいにきっとたくさん「知らない自分」に出会って行くことになると思うんですけど、どんな色にも染まっていけるようにありたい。そして、お客さんに私たち5人を「観たい」と思ってもらえるように頑張りたいと思います。

 
ーバスケのお話なのに、チラシの表紙がビリヤードなのはなぜですか?

 
山根千佳:
それはですね、当初別の写真を撮ろうと思っていたんですが…
中村真利亜:
撮影場所に行ってみたらいい感じにオシャレなビリヤード台がありまして(笑)。そこで撮ったのがそのまま使われました。作中にはビリヤードは一切出てきません(笑)。
大塚雅史:
…ビリヤードのシーン増やすか(笑)

 
ー大塚さんから見た、彼女たちの魅力とは?

 
大塚雅史:
実は彼女たちって何か特別な能力を持ってるわけではないんですよね。特別美人なわけでもない、どこにでもいる普通の女の子。あくまで僕から見たら、ですけど(笑)。その5人が、舞台で踊って、歌って、芝居をしている。お客さんは見てて「前渕さんができるなら私もやってみよう!」って思える。登場人物に自分を重ねて見ることができる。その、いい意味で「普通」なところが彼女たちの魅力だと僕は思います。
 (2008.5.20)

スペシャルムービー


「まほうまっぷ」初演を振り返る!


ピクチャ 1.png 
【「まほうまっぷ」を振り返ろう-前編-】をダウンロード 
【「まほうまっぷ」を振り返ろう-後編-】をダウンロード 
11/30〜12/2に神戸アートビレッジセンターで上演された「まほうまっぷ」の10大事件を、テクイジーズが語ります。本番の映像も交えながら、失敗談や苦労話など、普段は聞けない裏話満載でお届けします!(2007年12月収録)
ビデオポッドキャスト配信サイト「ポケットテイクイットイージー」より


初演アンケート


「まほうまっぷ」初演アンケートより


女の子だったことがある人なら誰にでも分かる、あの胸キュンが…!
ほんまに素敵でした。大人になりたくなーーーい!(S.Y)

今日ヘコんでいた私。彼に勧められて、観た。
なんてパワーなんだろう。ココロに響くストーリー、5人の目の輝き、感動でした。
私も高校のとき、青春しました。あのときのことを思い出しました。
私も頑張ります。(T.M)

今回の公演は運良く2回観ることができました。
1回目観に来た日、家に帰ると父に「イイ顔してるけど何かあった?」と聞かれました。(M.N)

演劇を見てこんなに泣いたのは初めてです!
体育館の音、バスケットシューズのキュッキュッという音。
…ひたむきな夏が自分にもあったなあ。
こんなにもテクイジらしくないのにテクイジにしかできない舞台が楽しめるとは思いませんでした。(N.A)

びっくりしました。
こんなに役者さんが動く舞台があるなんて!(W.Y)

学生時代ずっとバスケをしてました。
またバスケがとてもやりたくなりました。
早速友人に声をかけるつもりです。そんな気持ちのよい作品でした。(K.K)
 

Q&A

Q:上演時間はどのくらいですか?
A:約2時間を予定しています。

Q:当日券はありますか?
A:はい。すべてのステージに当日券を用意しています。開演時間の1時間前から劇場受付にて販売します。

Q:劇場内は飲食できますか。
A:いいえ。劇場内での飲食はお断りしております。

Q:本番中、舞台の写真を撮ってもいいですか。
A:演出の妨げになりますので許可のない写真撮影・ビデオ撮影はお断りしております。